釣行日 場所

2001年5月20日 久多川

いとおかし

そろそろ夜が明ける時間が早くなってきた。

朝、3時10分、起床。洗面、着替。氷をクーラーに入れて、いざ出陣。車を運転していると、だんだん夜が明けてくるのがわかる。大原に差し掛かった所で山を見ると「だんだん白くなって、山の上の空が少し明るくなって、・・・」季節柄、紫がかった雲は見えないものの、清清しさが感じられる。4時30分、目的地に到着。すでに川の流れを見ることが出来るくらいの明るさとなっていた。久しぶりに振る竿は、心なしか少し軽く感じられ、あちらこちらに良いポイントが見受けられる。早速、毛鉤をポイントに打ち込む。アマゴの魚体が水面近くを通った瞬間、当たりを取る。竿に心地よいテンションが伝わり、少し流されぎみに下流に進みながら竿を立てる。なかなかの大物だ。

てな感じだったので、「今日は暴釣!」と思いきやさにあらず。その後、魚影は見えどなかなか毛鉤を咥えようとはせず。結局9時半過ぎまで釣って7匹と言う結果でしたが型が良い物ばかりでした。移動の途中でテンカラ会の杉原さんと出会い、見ていると「見てる場合や無いで、時間的にもう少ししか釣れへんで!」と言われました。そのとおり、それからは全然釣れませんでした。

「いとおかし」

取材:京都北山テンカラ会 

 大友 秀一

百日紅(さるすべり)の花

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