釣行日 場所

2001年5月26日 長良川 支流

子連れ夫婦のテンカラな一日・長良川編


5月26日土曜日、朝から良いお天気。近場の川に物足りなくて、今回は長良
川の支流を攻める計画を立てた。計画を立てたのはパパだけど(^^;

朝10時ごろ、目指す支流に到着。川の様子をうかがいながら、上流へ車を走
らせる。このあたりがよさそうかとようやく車をとめる。子守りをしながらな
ので、交替で釣ることになる。まずはパパから。

1時間半ほどで帰ってきたが、釣果はいまひとつだったようだ。最近、釣りか
ら戻ってくると子供が、「お魚、釣れた?」と訊くようになったかと思うと、
「釣りたい」と言うようになって来た。どこか釣堀にでもでかけてみるかな。

昼食後、今度は私の番。その川は上流部は護岸工事で全然だめだとわかって、
違う支流へ。そこも同じように護岸工事がされていたが、少しはましな川だっ
たので、竿をだす。ふみ跡がついて道ができていたので、結構人が入っている
のだなと思った。魚、いるだろうか、、、そう思いながら、小さなポイントを
一つ一つ攻めてゆく。反応が無い。つまらないな、そう思いながら、大きな岩
陰の少し水量がありそうなポイントを探った。ここにいなければ、ほんとに
つまらない川だなと思ったそのとき、引き上げる手にぐっと手応えを感じた。
竿がぐっとしなって、思いっきり引き上げたら、飛んできたのは20センチは
ゆうに超えている私の手ではつかみきれないくらい良く太った、きれいなあま
ごだった。やったー!はやる気持ちを抑えてスーパーびくへ。魚、いたやん
か。それまで全然だったので、ちょっと満たされた気持ちになった。

しかし、この川も護岸工事のためにえらく平らになっていて、ポイント
が、、、川を分断するように溝が作られ金網がおかれ、そこで水が取られてい
た。なんて工事なんだろう、まったく。その溝のかみに、少し大きめのポイン
トがあったので、責めてみた。何かシュッと影が走ったような気がしたので、
すかさず合わせてみたら、ガツンというすごい手応え。と同時にラインがギュ
−ンと走った。引き寄せようとするのだが、なかなか寄ってこない。これは、
すごい大物なんじゃないのかとどきどきしたけど、すれだった。相手も必死な
んだろう。すごい力で石の下に入ろうとする。なんとか引き寄せることができ
たけど、これまたおおきいのでびっくり。私の手ではまたまたつかみきれない
くらいの太ったあまごだった。

立て続けにこんなのが2匹もつれて、この川ってすごいんじゃないのかと思っ
たら、あちこち川探しをしてくれて午前中、釣れなかったパパにこのまま釣っ
て大きいのばっかり持って帰ったら悪い気がして、まあ、まだ20分くらいし
か釣ってなかったのだけど、交替してあげることにした。なんと美しい夫婦
愛!って、嘘(^^; あとで文句いわれないための防御策なのであった。

でも、パパは小さいのはつれたけど、大きいのは私の釣った2匹だけだったよ
うだ。残念。その後、下流部と、長良川の本流を暗くなるまで攻めたが、釣果
はなかった。

帰宅してからものさしで計ってみたら、2匹とも24センチもあった。私の
とって今年一番の大物。大満足の釣りだった。パパに感謝m(__)m
     

取材:京都北山テンカラ会
高羽 みどり高羽 浩

     

釣行記録トップにもどる