釣行日 場所

2001年6月30日 葛川

ポイント情報W!

梅雨による増水と濁り

この日は朝からの雨で増水、おまけに濁りが入り餌釣りなら「ミミズ」でしょうがテンカラだと?いつもと変わりません。強いて言うなら毛鉤の大き目のサイズを使いました。に振込みであわせました。

別の角度から撮った写真です。写真手前は本流の早い大きな流れで、このポイントは支流で、本流より少し遅い流れです。魚が餌を捕食するポイントが釣れるポイントです。あまりに早い流れでは餌を咥えることは出来ません。しかしながら人間の見えているのは水面越しに見た世界で、水中は別の世界です。少し流れが遅くなった所に大物が潜んでいるかも。

 

あまり大きくはないのですが、なかなかよい型でした。この後、依り一層水が濁ってきたため場所を変えることとなりました。
よく出るポイント、小さい落ち込みの際。

左の写真の場合、魚のテリトリーは左上からの流れ込みから、落ち込みまででしょう。そこで、魚が餌を待っているのはこのポイントです。

(上と同じポイントを横から撮影しました)

毛鉤を咥えさすポイントからだいたい50センチ上流に打ち込みます。毛鉤が落ち込みに入ると思われるくらいまで我慢します。魚が出れば合わせます。なんと簡単なことでしょう。ちなみに、この日も”つ抜け”でした。

蛇イチゴ

「蛇イチゴを食べると蛇になるよ。」とか「毒があるから食べてはいけません。」などと言われたことは有りませんか。調べた所、別に毒はないそうですが美味しく有りません。蛇になるかは食べてみて確かめてください。

紫陽花(あじさい)

何と言っても今の時期は、この花でしょうね。今回行った葛川周辺には沢山見られます。国道沿いにも多く植えられていてとても綺麗です。また、その色ですが土壌によって同じ株の紫陽花でも赤かったり青かったりするようです。リトマス試験紙のような物でしょうか。青から赤へ変わるのは紫陽花の花弁の組織が酸性からアルカリ性にかわるせいなのかな?と勝手な解釈ですが、詳しいことはわかっていないそうです。オタクサと言う学名の由来は有名です。

 

取材:京都北山テンカラ会 

 大友 秀一

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