先日、帰郷の際に家元と井上さんが福井県のとある川に釣りにいかれるのに同行させていただきました。その何日か前にもいかれたそうですが、そのときは雪が結構残っていたとか。今回はほとんどありませんでした。お天気も曇り空で寒くなく、釣り日よりでした。
二人が釣りあがるのを後ろからついていってましたが、もう腕がうずうずしてちたのは言うまでもありません。家元が時々竿を貸してくれますが、緊張してうまく振れません。一人やと上手く振れるのにな、、、、ボソボソ(^^;
まず、井上さんが1匹釣りました。今年初めて見るあまごちゃん。でも、しっぽが丸い、、、成魚放流らしいとのこと。
その後、井上さんが竿を貸してくださったので、家元を差し置いて2番目に釣るのはこの私!と意気込んだものの、魚はちっとも顔をみせてくれません。ここには必ずいると探るのだけど、あせればあせるほどポイントの探りが雑になっているのか。家元に明渡したとたん、見事に釣られてしまいました。恐れ入りましたm(__)m
なおも先頭をきってつりあがるのだけど、まったく反応なし。そのうち「あがるで〜」という恐れていた冷たいお言葉が背後から。もう少し釣りたいの〜という気持ちを読み取られたのか、車取ってくるからそれまで釣っとりという恵みのお言葉。
はやる気持ちを抑えて、このポイントで絶対魚を釣って見せると決めて、毛ばりを打ち込むこと何十回。ねばって、ねばってやっと逆引きで今年お初の魚を釣ることができました。体長10センチたらずのかわいらしいあまご(だったと思うんだけど)。たかが1匹。されでど1匹ですね。
今年の出だしはまずまず。満足して帰途につくことができました。もし1匹も釣れなかったらきっと帰りの車の中うるさかったと思いますよ(^^;
家元、並びに井上さんどうもありがとうございました。また今度よろしくお願いします。ただ今回の道具立ては自分のものが一つもなかったのがいただけません。車には常時竿だけは積んでおこうと思いました。
それでは皆様、今シーズンもよろしくお願いしますm(__)m
写真:京都北山テンカラ会 井上幹也
文章:京都北山テンカラ会 高羽みどり
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