釣行日 場所

2011年5月20日 九頭竜川水系

神がかりかな?

       

朝から快晴で、午前中は神社拝殿の瓦直しの奉仕作業及び、自宅前の側溝掃除。一汗かいてやっと解放されたので、通信教育の勉強をそっちのけ、彼女様と一緒に食べる晩飯を釣りに最近調子の良い九頭竜川水系に行ってきました。
今日は久しぶりに、数年前に先生から頂いた試供品?の竿を使用しました。頂いた時にはこればっかり使用していたのですが、最近は手にしていなかった事もあり、少し懐かしい気持ちになりました。
さて、日中になるとさすがに気温が高く暑かったので気合を入れるべく、ねじったタオルを頭に巻いて勝負です。
道中、フライマンがトボトボ歩いていたので先行者ありきかと思いましたが、それ以降に幸い車は止まっておらず、どうにか他の釣り人を気にせずに釣る事ができそうだったのでホットしつつ、先日に尺岩魚を釣った所から入渓。フライマンはここで止めたようで、ポツポツと釣れましたが流し方が悪いようで、いま一つ釣果は上がらず、また、型も20センチアップが少しともう一つ。新たに巻いた毛バリがいい加減だった事も原因でしょう。
何とかツ抜けはしましたが、先週に尺ヤマメを釣ったポイントまで来てしまいました。「尺は出んやろなぁ〜」と思いながら同じように流したら、グルン!!3回目に流した時に底からデカイのがアタックしてきたので合わせるとゴンッ。
大きさと引きから明らかに尺でした。水面でエアを吸わせながら弱らせますが、さすがに野生。ウグイのように安易に怯もうとはしません。逃げの一撃は強烈で、頭を右に左に振って底に潜ろうとする姿は勇ましいものがありました。
それでも、先生から頂いた竿の粘りは素晴らしく、長いやり取りにもかかわらず魚の抵抗へ柔軟に対応してくれたので、どうにか釣り上げる事に成功しました♪
朱点が見当たらなかったので銀毛化したヤマメだと思います。34センチでした。
残念なのが、尾びれが完全ヒレピンではなかった事。思うに、放流されたものが大きくなったか、以前釣り上げた尺に噛まれたかでもしたのでしょう。
それでも上々の気分で納竿。
晩は、慣れない手つきで尺をさばき、どうにか刺身に。他は塩焼きとから揚げにして食べました。刺身を作るのは難しかったですが頭と尾っぽを添えてみると、それなりの物になりました。
いやぁ〜、美味かったです。
川に感謝しないといけませんね!


時間:11:30〜15:30
竿:先生から頂いた試供品?の竿 3.9M
ライン:単糸4.0M

       
    釣果  
    釣果  
    釣果  
       

取材:京都北山テンカラ会  齊藤 修

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