釣行日 場所

2001年6月3日 八東川水系来見野川(鳥取)

一宿一飯の恩義(おひけーなすって)

おひけえなすって。

手前生国と発しまさぁ、京の都でござんす。人呼んで「京の釣師」と申しゃす?

例年の通り、五月最終の週末から鮎モードに入り、土曜日から揖保川に鮎の友釣りに出かけるが、午後3時過ぎに遅い昼食をしようと、曳き舟の鮎を囮缶に鮎を移したとき、曳き舟が破損している事に気付き、友釣りの続行を諦め、姫路の田中さんより、揖保川に来た時は一度自宅へ遊びに来てくださいと言うメールを頂いていたので、早速電話をしたところ、快くお受けいただき、ナビを頼りに田中さんの自宅に向け車を走らせました。

田中さんの自宅では、心のこもったもてなしを受け、ご自慢の毛鉤研究室で夜の深けるのも忘れテンカラ談議に花が咲きました。

日曜日は田中さんのご好意で、鳥取の八東川へ案内していただける事になり、一路鳥取へ向け車を走らせました(田中さんの車で)。途中でテッチャンより揖保川に来ていると連絡が入り、テンカラは夕方からと時間つぶしのつもりでテッチャンの釣ってる所に行き、2時間程友釣りを見学しました。田中さんも以前は友釣りをされていたので、間近にテッチャンの友釣りを見たことで、友釣りに心が動かされたようでした。

午後1時半頃目的地の八東川水系来見野川の諸鹿の集落に到着し早速集落の外れから竿を出しました。さすが田中さんご推薦の渓だけあって、入川地点よりポイントの連続で素晴らしい渓でした。釣果の方は、初夏の快晴の日中だったので、アマゴ3匹、岩魚1匹と貧果に終わりましたが。田中さんのお陰で未知の渓を体験でき、有意義な1日を過ごせました。

 

取材:京都北山テンカラ会 

 井上幹也

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