釣行日 場所

2002年4月13日 葛川(安曇川上流)

釣れなかった釣行記。

諸先輩方の釣行記や掲示板を見、釣りに行きたくて体がうずうずしていましたが、忙しい中やっと時間を取る事が出来て今年初めての『つ抜け』を目指し、行ってまいりました。

午前4時起床、顔を洗い歯を磨いてトイレに行き出発です。途中、吉野屋で280円の牛丼並と卵50円で朝食を済ませ、5時30分には竿を出していました。

気温は1度と大変寒い朝。水温を計ろうと思いましたが・・・水温計が〜無い!!どこかで落とした模様。・・とほほ。適当に冷たかったです。水は澄んでいたのですが水量が少なく、チョッと釣りづらそうな気がしました。

用意していた仕掛けは、竿が3,6mの冨士流テンカラ 究極のソフト、ラインはパーフェクト2ラインの4,5m右撚りレインボーライン、リーダーは1.2号のナイロン糸がひとひろ、毛鉤はTMC102Yの#13にヘンフェザントを巻いた逆さ毛ばり。だったのですが、渓相を見て、ラインを3.6mに、毛鉤を#17のグリズリー普通毛鉤に変えて釣り始めました。

思っていた様に全く反応は無く嫌気がさしてきた頃に、水深が無くアマゴが泳ぐと背びれが水面に出てきそうな所に毛鉤を打った途端、水面が割れ24cm弱のアマゴが毛鉤に飛びついてきました。結局、この一匹のみの釣果でした。

川から上がる途中で、つくしの群生地を発見!写真のような密集して生えている所があちこちに有りました。残念ながら私の家にもまだ残っているので持っては帰りませんでしたが来年は子供を連れて捕りに来ようかと思っております。少し行くとタラノ芽が出ていました。こちらはこれ一つだけだったので取るわけにもいかず、帰ることにしました。

途中、喫茶「とくべゑ」でコーヒーなどを飲もうと思い寄ってみました。其処のお客さんが「今日は、鵜が沢山飛んできて魚が脅えて姿を見せよらんかった。」その話を聞いて「よし、一つ言い訳が出来た。」と思った私はまだまだ未熟者でしょうね。

ところで、喫茶「とくべゑ」ですが、4月14日を持って閉店となります。此方では、会員同士の楽しい会話やまた、テンカラ会の講習会も行われ、思い出深い所だと思いますが残念です。少しの思い出と一緒に写真を残しておきたいと思います。

取材:京都北山テンカラ会  大友 秀一

 

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