釣行日 場所

2004年5月13日 神崎川

柳の下にあまごが3匹。

    もうすぐ増改築で既存部分と増築部分をつなげるために壁を取り壊すので、そうなるとそうそう家を留守にできないと思い、昨日雨の降る中、釣りに出かけた。小降りだったので、今日はこのくらいの雨かなと踏んだのだけど、川に近づくにつれ本降りに。でも、ここまできて引き返すのは癪に障るので、とりあえず竿をだした(上流にダムがあったらやらないけど)。
少し前にも丸二日雨が振りつづいたせいで川は10センチそこそこ増水しており、白くあわ立っていたが、割と穏やか(とはいえ流芯はかなり流れが速い)に流れているポイントが続くところがあったのでそこで釣ることにした。しばらく釣ってみたが増水のためかあたりがない。流れの落ち口に岩があるために大小の流れに別れているポイントがあったので大の方から責めてみた。が、なんのあたりもない。流れが速すぎていないのかな。次に小を責めてみた。流芯より右にちょっとはずれた下の方を攻めていたら、毛鉤に何かが喰らいつき飛んできた。よくみると5センチほどのちびあまご。今度は流芯の左にちょっと外れた上のほうを責めたいたら、15センチのあまごが釣れた。
ひょっとしてまだいるかしらと、今度は流芯を責めてみた。するとなんと20センチのあまごが釣れた。まだいるかもと責めてみたけど、もういなかった。
最初から流芯責めたらよかった。でも、きっと雨が水面をたたいていたので私の気配を感じられなかったのだろう。この分ならツ抜けもと思ったが、さらに雨脚が強まってきてずぶ濡れになったので、30分ほどで納竿した。
私以外に物好きな釣り人がいるかなと上流を見に行ったら、雨合羽着て竿だしてる餌釣りのおじさんが一人いただけだった。家に到着するころ、空がかなり暗くなりバケツをひっくり返したような土砂降りに。早く引き上げてきて正解だった。餌釣りのおじさん無事帰れたかしら。
 

柳の下の三匹目

大きくなって戻っておいでね。

 
     

取材:京都北山テンカラ会  高羽 みどり

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