釣行日 場所

2005年5月28日 美山川支流

源流めざして

    ■同行者:冨士会長・小山さん

今回は美山川の支流へ昼食をリュックに詰め込んでの釣行となりました。

いつもの様に会長に「ポイント毎の責め方・注意点・釣技」について解りやすく説明して頂ながら、冗談を交えて楽しい一時を過ごしました。


「毛針は可能な限りソフトに着水させる」
支流という事で頭の中では『頭上は木の枝葉があるから、打ち込みは三角形の一片を通したタイトターンの打ち込みで』に固まっていました。

 
確かに頭上に障害物等がありその間(時計で考え何時の方向に)にラインを振り上げる場合や、強風の中での打ち込みならそれでもよいが、 たとえ支流といっても頭上が開けている場合も多々あります。

 
そんな時でも三角形の一片を通したタイトターンの打ち込みをしていた、そういう打ち込みはラインにパワーがつき過ぎ、毛針がポチャンポチャンと着水してしまう(それも
打ち込み時のリリースポイントを早くする・ハリスを延ばしきってパワーを殺してから毛針を着水させる等のテクニックでカバーできる?)
派手な着水は魚に警戒心を抱かせる、そうなると当然釣り難い事に!

やはり状況に応じた適切判断を瞬時にし、頭上が開けてる場合なら、ラインの特性を活かした振り込み、習字で例えば『つ』の字を書く時の様に自然な流れの打ち込みで
、大きく緩やかなターンをさせ、ラインを解いていってやる様な打ち込みをする事により、毛針をソフトに着水させられる。

そうすれば魚に警戒心を抱かせなくてすむので反応が良くなり釣果につながる。 等々! とてもいい研修になりました。

谷の源流部での会長の身のこなしに驚き、自分もこうなりたいと思いました。
 

   
   
   
   
   
     

取材:京都北山テンカラ会  喜多 政裕

釣行記録トップにもどる