釣行日 場所

2005年7月23〜25日 三国川

新潟県 「三国川」

    関東から信越地方への移動の空白にあわせ新潟県の川で竿を出す機会を得ました。

3日間は釣り三昧で国道沿いの健康ランド(1泊2000円)が便利でした。

滞在中はスキー・温泉で有名な越後湯沢の魚野川支流を見てまわりましたが「三国川」(さぐり川)で初夏から尺物岩魚がよくあがっているとのことで3日間粘りましたがついぞ型物の釣果はありませんでした。

この川では6月初旬までは雪代が残り、雪代が収まった頃には梅雨の増水が重なり増水気味で釣り辛く水位、温度ともに安定するのは7月に入った頃だそうで、滞在中の7月末の最高気温は29度でも日中の水温は17・18度とベストな状況に思えました。

日の出から昼寝をはさんで日没まで釣りを楽しんだ後は川のすぐ脇にある天然露天風呂(250円)があり便利で爽快でした。

その名物の露天風呂に釣り人が集っていて「岐阜から来ている。」と話すと地元釣り師はあっけにとられた様子でしたが、新潟地元の川の話を聞くことが出来有意義でした。

話のよるとこの湯沢などのエリアは新潟・長岡・群馬県から2時間以内で移動出来る比較的身近な地区の河川で、その中でも三国川は1,2番人気の様でこの川ではダム下から発電所周辺が狙い目とのことで滞在中の土・日・月曜日も釣り人の姿がたえることがありません。魚影もそこそこのようで1日粘って平均して午前10匹午後10匹(放流物が混じる)は釣ることが出来ました。ポイントによってヤマメ・岩魚が混生しています。

結果的には、はるばる来てまで体験するほどの状況や釣果には及ばずでした。「新潟県へ行けば渓流天国」との淡い期待も現実の川の様子と生の声を聞きよく理解しました。

ここ新潟魚野川水系もでも近年は上流部の道路開発や森林の管理の影響と思われる影響で川が急激に荒れてきているとのことで更に南の地区はもっとひどいとのコトでした。

ある地元アングラーは最近は新潟からも山形・福島・秋田への遠征も特別ではなく底までくれば環境、魚影ともにまだまだ期待できる状態だと話しているのが印象に残りました。

写真1、ダム上流の流れは砂で埋まり手がでませんでした。
写真2、宿は健康ランドで24時間営業素泊まり2000円が便利
写真3、岩魚のアベレージサイズ
写真4、川の横にある無人営業の露天風呂がうれしい!250円
写真5、魚野川中流まで10k強の流れです。
写真6、本流ヤマメいい引きで楽しませてくれました。

データ 日時:7月 23・24・25日
    天候:晴れ
    気温:最高気温29度
    水温:日中は17度前後
    道具:宇崎日新 ナチュラルアート 3.6m 5:5調子
       必釣りライン 4号 4.5m、6.0m
     ハリス 0.8号 ナイロン
     毛ばり 10番 逆さ毛ばりなど

   
   
   
   
   
     

取材:京都北山テンカラ会  清川 桂史

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