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プロローグ
ひとえに渓流釣りと関わり早くも30有余年、その中でもテンカラ釣りだけで30年を費やしてしまっています。年数だけ永ければ値打ちが上がるというものでもないでしょうが、少なくとも年間5〜60日ほど川へ足を運び、その都度、試行錯誤を繰り返してきました。今このプロローグを書くにあたって、これまでの幾多のシーンやエピソードをあらためて思い起こしています。 概ね、ひとつの物事に取り組んで3年も経てば、どうにかこうにか格好になるものであります。私のテンカラについても、初めの第1段階としての3年間は基本みたいなもので終わったものの、それを足場に次の段階へ、さらに次へと経験を重ねていくことで、安定した釣果が得られるようになってきました。ですからテンカラ釣りを始めて、第1段階の釣果よりも次の第2段階の釣果の方が低いと言うことがあっても、一向に気にすることはありません。
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