冨士流テンカラ講座(ラインの振り込み)

道具について 竿を選ぶ基準 ラインの振り込みについて

毛鉤について

 

 

■ 使用ラインは「パーフェクト・ライン」(1.3号×3本程度)・ラインの長さ3.6mのラインを使用しています。
■ この連続写真は正面打ちではなく、多少クオーター気味に打ち込んでいますので、フラット気味に軌跡が表れています。
■ ラインの軌跡を解り易くする為に、ホワイトラインにて加筆してあります。
■ 振込み人物 冨士弘道 平成14年1月


写真@ 振り込まれた状態から「跳ね上げ」へと移る直前。

 

写真A〜B 「跳ね上げ開始」写真A
「跳ね上げ」要領としては「ピッ!」とした感じ、「ビシッ!」とした跳ね上げではありませんので、くれぐれもご注意ください。

 

写真C 「写真B」で跳ね上げられたラインは「写真C」のような軌跡を取りながら、次へと移行していく。
「跳ね上げ」現象がみられる。

 

写真D この時点にて、「切り替えし」が始まっている。実際釣り場の位置に立てば、もっと前傾姿勢をとるので、ラインは「頭上」を越して切り替えしをすることは無い。(これが私の提唱するパーフェクトラインの特徴)

 

写真E この時点では完全にラインは打ち返され、後は竿の「しなり」だけを利かせて「打ち込み」に入っている。

 

写真F 写真E〜Fの過程では振り込み動作と竿を利かす動作が同時に働き、後方振りと前振りが同時に進行している。

 

写真G この写真では、すでに前方へのみラインが伸びようとしている。竿の弾力を利かすのは「写真E〜F」の過程にて完了済み。

 

写真H 後は、ラインが仕事をしてくれるのを待つのみ・・・。ターンのループに注意!

 

写真I〜J 力を入れすぎるとラインのターンがタイトになりすぎ、毛バリの着水がソフトにならないので要注意。(打ち込みの動作は写真Gにて完了)

毛バリをソフトに落とすために如何すれば良いか。
1) 正面打ちを避け、「はすかい打ち」(図のような打ち方)をマスターされんことをお薦めしたい。できる事なら、「横打ち」を完全なものにすることを推奨します・・・。
2) ラインを振るという動作は、腕で行なうのではなくて竿の弾力にて行なうものなり。

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