冨士流テンカラ講座(竿を選ぶ基準)

道具について 竿を選ぶ基準 ラインの振り込みについて

毛鉤について

 

冨士流「普通毛ばり」を巻く

使用河川

    小規模河川・ピンスポットを狙う場所(深場には適さないと考えたほうが良いが、まずめ時には利くことがある)などに多用する。

用意するもの

    バイス・ハサミ・ハックルプライヤ−・ボビンホルダ−

    ハリ、TMC102Y103号、または#15

    下巻き糸には3/0(サンゼロ)モノコード・クリーム系

    ハックル・グリズリースーパーサドル又はケープ(首毛)

@    アイつまみ・下巻き作業

    とりわけ下巻き作業を必要としないが、胴(ボディー)を作るときに巻き辛いので、下巻きがあった方がらくである。

    ベント部位にかからない程度に下巻きし、3等分したところの2等分までを目安に胴を作るものとする。

 

A    胴(ボディー)巻く

    左から租に巻き、折り返すときに太さを調整しながら完成する。

    ボビンホルダ−の重さを利用して止め、下巻き糸で34回とめ余分な毛糸(モヘア)を切除。

 

Bハックルを巻く

    ハックルの軸側を止め、手もしくはハックルプライヤーにて、34回ほど右巻きする。

    ハックル同士が重ならないよう気をつけること。

 

C スレッド(下巻き糸)にてヘッド(頭)をつくり、余分な毛足をハサミにて整理する。

*私の場合、接着剤やセメントは使用していません。手馴れてくれば、めったなことで解けることはありません。ただし、イワナの毛バリには接着剤を少し付けるようにしています。

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