冨士流テンカラ講座(竿を選ぶ基準)

道具について 竿を選ぶ基準 ラインの振り込みについて

毛鉤について

 

冨士流「逆さ毛バリ」を巻く

使用河川

    誘い釣りの毛バリ

 *中流域河川・本流域河川に適している

用意するもの

 *バイス・ハサミ・ハックルプライヤ−・ボビンホルダ−

    ハリ、ティムコ・TMC102Y13号または#11

    下巻き糸・3/0(サンゼロ)モノコード・色はクリームと赤

    ハックル用にはヘンフェザント(高麗きじの手羽)の小さな羽根

    孔雀の羽根

@        ベント側(フック側)を摘みセットする。

 ヘッド(頭)作り

    はじめ頭をつくる要領にて下巻きを巻く、頭の先端に当たるところに赤糸にてアイ(目)を作る。(この赤糸が思わぬ効力を発揮する)

    ヘッド部分はせいぜい2ミリ程度に留める。(長くするとバランスが悪くなる)

 

A        ヘンフェザントの部位から適当な羽根を採取

    写真を参照

 

B        羽根をセット(羽根の表側が右側になるように)

    羽根を固定するために4ミリほど巻き込む。

    写真Cの状態は余った羽根をカットしたもの。

 

C        巻き作業1

 

D        巻き作業2

    ハックル巻き作業

    羽根の軸をハックルプライヤ−にて固定し、なるべく重ならないように注意しながら巻く(右巻き)。

    巻き終えたらスレッド(下巻き糸)にて仮止め。

    仮止め部分より左側へはみ出た羽根は、右へ折り返して仮止め。

    きれいな逆さ状に羽根を整えながら巻き締め、胴部分を作り、ハックル部分の生え際あたりに孔雀の羽根をあしらう。

    フィニッシュは胴部分(孔雀)の右で止めること(左で止めると魚の歯で解ける)

    それでも心配な人はセメントで止める様にすれば安心だ。

 

E        完成写真

 

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